Path of Exile 3.25 パッチノートを読む その2

3.25 Settlers of Kalguur

https://www.pathofexile.com/forum/view-thread/3531661

やってきましたpoeで一番盛り上がる日、パッチノート。
あまりにも長すぎるので2回に分けることにしました。

キャラクターのバランス変更も多岐にわたって行われています。

・グラディエーターの変更
ブロック系スキルの追加に伴い、
グラディエーターがブロック系のアセンダンシーが追加されました。

ブロック系か……スペサプが出てからブロック系はすっかり微妙な感じに見えてしまっているのが。

このゲーム、特にエンドゲームはゼロか死か、
とにかくワンパンで死ななきゃ安いみたいな風潮がある中、
重宝されるのはスペサプのような100%(にできる)要素であって、
デフォルトでたった75%、そしてどんなに積んでも100%にできない
ブロックに果たしてどれだけの価値があるのか、
と言われると正直微妙さを感じてしまうのですが、どうでしょうか。

また、ブロック→反撃系のスキルも多数追加されていますが、
ブロックするということは攻撃を食らうわけで、
まず攻撃を食らうのも嫌ですしブロックを期待しなくちゃいけないというのもかなりハードルが高い。
ブロック系はbuild of the weekみたいなのでちょっと紹介されるだけで
人気になりそうな感じはありませんね……。

反撃系といえばcast when stunnedがありますが、これが21/23で93%。
そのくらいバリバリ反撃できればいいのでしょうけど、まあないだろうなあ。

・raiderの削除
何とここに来てraider自体を削除することになりました。
GGGによると、raiderでできることは他のクラスでもできるので、
あまり意味ないじゃないか、それならば削除しよう、ということらしいです。
そう考えると確かにraiderの特徴であるオンスロ、フレンジー関係は他クラスでもできますね。

そしてraiderの代わりに追加されるのがwarden。
3.23[affliction]にいたWarden of the Majiをモチーフに、
エレメンタル系やチンキ系(これまた3.23から復活)をモチーフにしています。

チンキは使用するとmanaを消費するようになっているため、
常時使えないのがなかなかめんどくさそうかな、という印象です。

これまた大きな変更点。近接トーテムの削除です。
GGG的にはset&forget(設置して走り抜ける)のが嫌だそうで、
つまり敵はちゃんと自分の手で倒せ、ということです。
ちなみに削除は近接だけなので、遠距離やスペルの方は変更なしです。

そしてこれと引き換えに、ほぼ全ての近接スキルのダメージを増やしました。
その数字も驚きのmore75%!
私は常々、ダメージが上がるだけの変化は変化とは言えないと思っていますが、
ここまで上がったらさすがにそれは言えないですね……。

動画ではheavy strikeを出していますが、
ダメージ倍率が313→552.5%となっています。
パッチノートを見れば分かりますが、他の近接スキルもこのくらい増えています。

……とはいえ、近接の最大のデメリットである近接であるということは解決されていないので、
使われるかというとなかなか厳しいところはあると思います。
近接でありながら半分遠距離でもあるようなfrost bladesやlacerate、steel系あたりが
恩恵をモロに受けておりかなりいい感じになっているのではないでしょうか。

他にも遠距離系は若干の強化、
スペル系はダメージ効率がレベルに応じて上昇し、レベル20になると今と同じになります。
ということはつまり、スペル系もレベル21以上になったら今より強くなるかも?

ちなみにみんな大好きvolatile deadは変化なしでした。チクショー!

また、CWDT系についても最重要アイテムであるOlroth’s Resolveのless wardが70→85%になりました。
動画ではwardloopビルドはできると言っており、まあ確かにできないことはないですが、
70→85というのはつまりwardが半減ということであり、
ちょっとというかかなり厳しい印象を受けます。
3.24みたいにmax rollの装備がポンポン手に入るなんてことはないだろうしなあ……。

・キャラのIIQの削除
これまた大きな変更です。キャラが持つIIQが削除されました。
IIQのmodを持つユニークはIIRになりました。

これは一部の人間(100人に満たないという)がIIQをガン積みしてジューシーマップを作って回った結果
tier0ユニーク(magebloodとか)を量産してしまい価値が下がってしまったことへの措置だそうです。
替わりにモンスターが持つIIQを増やし、IIQガン積み系廃人でなくても
それなりにレアのチャンスがあるようになっているとのことです。

最近は色々積んで稼ぐということが当たり前となっており、
それをする人としない人で大きな差が出ているのがGGGの懸念点のひとつだったでしょうか。
私もそういうことはやらない方の人間なので、相対的には上方修正と言えます。

みんな大好きventor’s gambleはreservation efficiencyになりました。
これはこれで当たりが出れば大きい。

これだけ大きな変化、GGGもどうなるか分からないと言っています。
とはいえ、動画やパッチノートを見る限り、個人的にはいい方向に転がるのではないかと思います。

長かったキャラクター&アイテム関係も終わり、続いてはエンドゲーム関連の変更です。

・スカラベの変更
多くのスカラベの効果が変わりました。
個人的に3.24最大のぶっ壊れアイテムと思っているDomination Scarab of Teachingsもお仕置きを受け、
名前の変更とともに効果もEvolving Shrineという謎のものを出すようになりました。

・Nameless Seer
スカラベで出していたnameless seerが稀にマップに出てくるようになりました。
今までのようにユニークをもらえたり、
さらにはマップ固有でドロップするのカード群を他のマップに移すことができます。

動画ではdefiled cathedralマップでドロップするカードを……
(というかThe Apothecaryってdefiled cathedralになったんですね)

atollマップに移しています。
これで好きなマップで好きなカードを狙うことができます。

他にも、ritualやblightも報酬が上方修正しています。
blightのダブルanointなんか面白そうですが、果てしなく運ゲーなのが。

3.18[sentinel]でのセンチネル、3.19[lake of kalandra]での鏡も復活。
鏡はアイテム化ということで、mod反転or倍増、大きなギャンブル要素が出てきましたね。

鏡自体ではなく鏡に写ったアイテムについても、
reduceがエグいので結局使い物にならないものばかりだった問題は解決しているのでしょうか?
まともに使えたのなんて+2 max chargeかDoryani’s Prototype用のだけだったからなあ。

・tier17マップの易化

通常tier17の敵のライフとダメージが減りました。
さらには最悪modとして名を馳せていたunion of soulは削除。
さすがにアレで通常マップとuberをつなげるのという言い分には無理がありましたからね。

なお、Valdo’s Puzzle Boxで出たtier17マップの方はunion of soulはあります。

……

とりあえず以上です!長かった!
poe2が始まる前だからなのか、まさにpoeの集大成と言っていいでしょう。

これで長かった3.XXもようやく終わるのでしょうか?
というかそもそも何で4.XXに行かなかったのでしょうか?

興味は尽きませんが、情報を待ちながら、ビルドなんぞを考えていきたいと思います。

あ~CWDTやりたかったんだけどなー。
ただこれでolrothが安くなると思えば……!

コメント

  1. 匿名 より:

    meleeはあかんか