CWDT(被ダメージ時キャスト)ビルドをやろう!その1
に続いて、その2では必須ではない装備や、
ジェムのセットアップ、パッシブ振りについて書いていきたいと思います。
必須ではないが有効な装備、フラスコ、ジュエル
その1では必須装備やフラスコを紹介しましたが、
ここでは必須ではないですが有用なものを紹介します。
・The Pandemonius →トレード検索
「Damage Penetrates 20% Cold Resistance against Chilled Enemies」の
modが非常に強力です。
また、Turbulent Catalystをつけて20%クオリティにすると24%ペネになります。
併せて行いましょう。
anointについては資金に余裕があればWhispers of Doom(材料はGolden Oil3つ!)
あまり余裕がなければCounterweightでいいでしょう。
続いてフラスコです。olrothと同様、
Reused at the end of this Flask’s effectのmodをクラフトしましょう。
比較できるように重要度を設けました。相場とともに選ぶ際の参考にどうぞ。
・inc effectとall ele resがついたQuicksilver Flask →トレード検索 重要度:★5
基本的にフラスコでレジを稼ぐのはあまり良くないのですが、
このビルドは常時フラスコ使用状態なので
フラスコのレジも勘定に入れていいです。
なのでall ele resがつき、さらには25%inc effectでレジストの効果も25%アップの、
このフラスコを手に入れましょう。
inc effectの効果と一緒にreduced durationも付きますが、
どんな値がついてもolrothよりは余裕があるので気にしなくていいです。
olrothを常時にする段階で自然と常時になっています。
altの相場如何ではaltを連打して自力で作るのもいいですね。
・Kiara’s Determination →トレード検索 重要度:★2
フラスコの効果中チル、フリーズ、呪い、スタンが無効となり、
さらにはオンスロートもつくので非常に快適になるフラスコ。
これがあれば止まってループ切れ→ボコられて死亡、ということを防げます。
ただ、フラスコの持続時間が短く、
常時にするにはolroth以上にフラスコ関係のパッシブを積む必要があります。
非常に有効なのは間違いないですが、なかなか選びづらいところです。
ロールは持続時間80%減~60%減です。
フラスコ自体は安いので、必ずMAXロールの60%減を買いましょう。
・Dying Sun →トレード検索 重要度:★4
「Skills fire 2 additional Projectiles during Effect」のmodが非常に強力なフラスコ。
また、火レジが40%も上がるので、装備に余裕が出るのも嬉しいです。
「increased Charges per use」「less Duration」という
フラスコ関係のmodも2つあるので、
持っている資金に応じていいものを手に入れましょう。
・Bottled Faith →トレード検索 重要度:★3
何かと便利な汎用性の塊のフラスコ。
・inc effectとall ele resがついたBismuth Flask →トレード検索 重要度:★3
とにかくレジが欲しい人に。
・Progenesis →トレード検索 重要度:★2
ダメージの25%を4秒間のDOTとして受けます。
DOTは豊富なrecoupでほぼ相殺されるので、実質ダメージ25%カットとなります。
ロールについてはmin rollでもolrothよりは持続するのでどうでもいいです。
ただ、非常に高価なことと、ベースがamethyst(chaos res)なので、
forbidden riteを使う場合はダメージの計算をやり直す必要があるのには注意。
続いてジュエル。レジを稼いだり特殊な効果を得たり。
・resistanceを稼ぐためのジュエル →トレード検索
The Annihilating Lightを装備するとどうしてもレジが厳しくなります。
なので、フラスコや防具でも補えない場合は、ジュエルを積んで補いましょう。
crit multiなどレジ以外の有用modについてはあるに越したことはないですが
防具等でレジを稼げた際はジュエルは外すことになるので、あまり考えなくてもいいです。
・Unnatural Instinct →トレード検索
なんかいろいろ強くなるジュエルです。
witch上のソケットに入れればlife recoupも12%取ることができます。
・Intuitive Leap →トレード検索
円内にあるパッシブをノードを繋げずに直接取ることができます。
witch上のソケットに入れれば有用なパッシブをたくさん取ることができます。
上記のunnaturalとどちらかを入れましょう。
・Blessed Rebirthがあるクラスタージュエル →トレード検索
クラスタージュエルでのノータブルパッシブスキルです。
効果はミニオン(スケルトン)を出したあと4秒間の間ミニオンがダメージを受けない、です。
敵の攻撃が激しいとスケルトンが瞬殺されてCWDTループが切れまくるので、
その度に出し直しをすると大きなロスとなります。
これを使うとそのロスを大きく減らすことができます。
ただ、ミニオン系のクラスタージュエルなので、
必要のないミニオン系のパッシブも出ることに注意。
通常のクラスタージュエルでもいいですが、他のノータブルが合うのでしたら
megalomaniacを使ってもいいでしょう。
エルドリッチクラフト
エルドリッチカレンシーを使うことにより頭、腕、足にクラフトをすることができます。
通常のクラフトとは別扱いなので、気軽に行うことができます。
注意点としては、欲しい効果が出るまでひたすら使い続ける必要があることです。
リーグ序盤だと一番低位のカレンシーでもそれなりにするので、
欲しい効果を狙うのはそれなりに資金が貯まってからにしましょう。
優先度の高いもののみ紹介します。また、効果は一番低位なもので十分です。
他のmodについてはpoedbやninjaを見るといいでしょう。
・おすすめmod
・Inflict Cold Exposure on Hit, applying -11% to Cold Resistance(eater of worlds、グローブ)
氷の状態異常を与え、敵の氷レジを11%下げます。
レジを下げるとダメージがかなり上がります。
(例:レジが11→0%になると、ダメージが89→100%になるので、11.2%の上昇となる)
実際にはアセンダンシーのelementalistの効果で効果は+20%され、31%のレジ低下となります。
・15% chance to Unnerve Enemies for 4 seconds on Hit(searing exarch、グローブ)
受ける魔法ダメージが10%上昇するunnerveを与えます。
上記のexposureもそうですが、つける難易度の割に10%のダメージ上昇はかなり強力です。
・Adds (2-4) to (34-36) Lightning Damage to Spells(searing exarch、頭)
ダメージ自体は重要ではないのですが、アセンダンシーのelementalistの効果で、
クリティカルを与えるとlightningダメージが1でもshockを与えることが出来るようになります。
elemntalistの効果でshockの最低保証は10%のダメージ上昇となります。
CWDTは手数が非常に多いため、どんな敵でも常時shock状態にすることができ、
ダメージの上昇が見込めます。
なお、他の装備などでlightning damage to spellsを出せるようなら必要ありません。
ジェムのセットアップ
6リンクその1(鎧、メインスキル)
CWDT(レベル19) – Ice Spear – Elemental Focus– Empower – Cold Pen – GMP
とにかくIce Spearを連射してボスを素早く倒すためのスキル構成。
鎧(Skin of the Lords)の効果でレベル+2になるので、
CWDTは19で止め、鎧込みで21にします。
自力で作る場合は、18/20の時点でvaalを使うといいです。
運悪く?レベルアップを引いても19になるので問題なし。
運悪くレベルダウンを引いても17になるのでまあ問題なし。
クオリティの増減については、計算上14%までなら大丈夫です。
13%以下になったら……残念ながらゴミになります……。
また、CWDTをレベル20にしないように注意!してしまったら戻す方法はありません。
CWDTのレベルアップ時にはちゃんと確認して、+を右クリックで右の欄から消しましょう。
6リンクその2(武器、サブスキル)
CWDT – Freezing Pulse – Creeping Frost – Bonechill – Cold Pen – Added Cold
主にザコ散らし+敵をチルにするためのスキル構成。
チル状態にするとBonechillの効果で
他スキル(Ice Spear)にもさらに追加ダメージが乗るらしい?
Cold PenやAdded ColdはGMPやEmpower、Inspirationに変更してもいいと思います。
4リンクその1(CWDTループのトリガー)
CWDT(レベル21/14%クオリティ) – Summon Skeletons(レベル21)
これがないと始まらない。レベルやクオリティも注意。
余ったソケットには適当に攻撃やゴーレムスキルなどを入れておくといいでしょう。
4リンクその2(移動、呪い関係)
CWDT – Sniper’s Mark – Frostbite – Phase Run
呪いが1つしか付けられない場合は、
Frostbiteを何か適当な攻撃スキルにでもしましょう。
個人的にはFrostboltがおすすめ。
4リンクその3(オーラ関係、他)
Eternal Blessing – Hatred
Flame Dash
Righteous Fire
recoupを稼げばrighteous fireの維持もたやすいです。
eternal blessingは、ざっくり言うと
マナをリザーブするオーラを1つだけしかつけられなくなる代わりに
コスト0でつけられるようになるサポートジェムです。
アセンダンシーパッシブ
![](https://pathofexile.jp/wp-content/uploads/2023/11/ascendant-1021x1024.jpg)
Scionで始めるので上位クラスはAscendantしかありません。
パッシブツリーは、PathfinderとElementalistを取りましょう。
そして最後の2ポイントはPath of the Witchへ。
バンディット
Act2でのバンディットクエストは、すべて殺すかAliraを助けましょう。
ちなみにすべて殺すを選ぶ人が圧倒的に多いです。
振り直しもできるので気楽に選びましょう。
マップへ入ったら必ずすること
マップへ入ったり建物へ入るなどで場面が切り替わったら、
必ず最初にフラスコ(olroth)を使ってください。
olrothを使う前にXを2回押してCWDTループをしたら即死亡です。
これ慣れないうちは結構やりがちなので注意。
NGなマップmodについて
フラスコ関係とcooldown recovery、life recovery関係は選ばないようにしましょう。
いずれもCWDTの根幹に関わる事柄なので、
CWDTループができなかったり、フラスコ切れで死ぬ要因となります。
具体的なmodで説明すると、
・Players have ◯% less Cooldown Recovery Rate
・Players have ◯% less Recovery Rate of Life and Energy Shield
・Players gain ◯% reduced Flask Charges
以上の3つです。
逆によくNGとして挙がるreflectやno regenは、
・elemental reflect→アセンダンシーパッシブのelemtalistで無効
・no regen→recoupで回復するので問題なし
と、まったく問題ありません。
パッシブツリーの伸ばし方
どうせリスペックするので、育成段階は掲載しません。
好きなように伸ばして育成しましょう。
そしてリスペック後……。
![](https://pathofexile.jp/wp-content/uploads/2023/11/passive1-1-995x1024.jpg)
scion周りです。
開始地点すぐ下のジュエルソケットにBrutal Restraintを入れます。
そうするとIron GripのところがThe Traitorに変わります。
![](https://pathofexile.jp/wp-content/uploads/2023/11/passive2-1024x761.jpg)
アセンダンシーパッシブでPath of the Witchを取ったので
witch開始地点からノードを伸ばすことができます。
witch上のジュエルソケットにunnatural instinctかintuitive leapを入れましょう。
個人的にはunnatural instinctがオススメ。
スキルポイントを振る必要がなくなりますしね。
画像左上のジュエルソケットにクラスタージュエルを入れます。
path of the witchを取っていない場合は
witch左のジュエルソケットから下に渡ってconstitutionと繋げましょう。
![](https://pathofexile.jp/wp-content/uploads/2023/11/passive3-1-1024x845.jpg)
scion右下方面です。
フラスコ系とspell suppression(スペサプ)系のパッシブを取りましょう。
主にAルートとBルート2種類ありますが、好きな方をどうぞ。
個人的にはAルートがオススメ。
![](https://pathofexile.jp/wp-content/uploads/2023/11/passive4-1024x747.jpg)
残りです。
後述のマスタリーを取ったとしても大体115ポイント。
残りはクラスタージュエルに振りましょう。
パッシブマスタリー
パッシブマスタリーは以下のものを取ります。
・+25% to Critical Strike Multiplier against Unique Enemies(Critical Mastery)
・15% increased maximum Life if there are no Life Modifiers on Equipped Body Armour(Life Mastery)
鎧にlife系modがあると無効です。その場合は+50 lifeを取りましょう。
・10% of Damage taken Recouped as Mana(Mana Mastery)
スキルの回転率を上げるためにも重要度の高いマスタリーです。
・10% chance to gain a Frenzy Charge when you Hit your Marked Enemy(Mark Mastery)
・Chance to Suppress Spell Damage is Lucky(Spell Suppression Mastery)
・30% increased Defences while wielding a Staff(Staff Mastery)
特に重要度の高いマスタリーです。
説明文では単にdefenceと言っていますがglobal defenceのことです。
3.22現在パッシブツリーでwardを増やせるのはこれしかありません。
・10% less Skill Effect Duration(Duration Mastery)
最初は取ってはいけません。
cooldown recoveryが27%を超えたら取りましょう。
詳しくはチックタイム(後述)にて解説します。
そして核心へ
基本的なアイテムやパッシブは以上の通りです。
言及していない部分でもっと上位の装備はありますが、
基本的は事柄が分かっていれば
あとはpoe.ninjaで他の人のビルドを見るなりで理解できると思います。
次回はいよいよCWDTビルドの核心部分、
なぜ高速でダメージを受け続けて高速でスキルを連発できるのか、
CWDTループを発動させる具体的な条件などについて話していきたいと思います。
コメント